まず、御社の事業について教えてください。
株式会社インバウンドホールディングスの代表取締役を務めております、坂本正樹と申します。当社は、ホテルや民泊、旅館業の企画から開発、運営までを一貫して手がけています。
規模としては正社員が約25名、業務委託やアルバイトを含めると130名体制です。会社としてはまだ2期目で、これから伸ばしていくフェーズですね。
入会前は、AIやDXにどう向き合っていましたか。
正直に言うと、ClaudeもコードもまったくのITに触れたことがない状態でした。まさか自分が、エンジニアと同じようにサービスを作れるようになるとは、想像もできていませんでした。
AIもChatGPTやGeminiに質問するくらいで、DXにはまったく活用できていなかったんです。当時はCRMや、宿泊のお客様へのゲスト対応メッセージを統合するサービスを、制作会社やSalesforce、開発会社に発注しようかと見積もりを取っていた段階でした。
そこからClaude Codeと出会い、何が変わりましたか。
最初の立ち上げには相当苦労しました。ただ、いったん環境を作ってしまった後は、自分のやりたいことが一気に加速して、次々とアウトプットにつながっていきました。
私たち宿泊業は、Booking.comやAirbnbなど、さまざまなOTA(Online Travel Agent)を使って集客しています。これまでは予約のメッセージが入るたびに、一つひとつのOTAにログインして内容を確認し、返信してはまた別のOTAに入り直す——という作業を延々と繰り返していました。
そこで開発されたのが、社内ツール「バクレス」だと。
はい。社内メッセージ統合サービスの「バクレス」をClaude Codeで開発して以降、運用の形が大きく変わりました。具体的には3つです。
1つ目は、AirbnbやBooking.comのメッセージがすべて同じ画面に統合され、一括で確認できるようになったこと。2つ目は、返信もその統合画面から直接行えるようになったこと。そして3つ目は、各物件ごとのルールをAIに読み込ませることで、簡単な指示を出すだけでAIが自動で文章を生成してくれるようになったことです。
結果として、属人的なミスで間違った情報を送ってしまうことを防ぐ機能まで実装できました。
運用やコストには、どんな成果が出ましたか。
もともとフロントのメッセージ対応は通常6名体制で回していましたが、いまは3名で対応できるようになりました。フロント対応にかかるコストを約50%削減できた計算です。
そしてこの「バクレス」は、当社の社内DXツール第1号なんです。これを見た各事業部長がそれぞれClaude Codeを使い始めて、いまでは事業部ごとに事業部長がDXツールを作っているところまで会社として進んできました。会社の成長が、5年から10年早まったような感覚です。
会社の成長が、5年から10年
早まったような感覚です。
数あるスクールの中で、このコミュニティをどう感じていますか。
世の中にはさまざまなスクールがありますが、どちらかというと「学ぶ」という学習的な要素が強いところが多いように感じます。一方でこのコミュニティは「実践」に重きを置いています。
入会当日からすぐに実践できる仕組みは、時間のない経営者にとって、学んだことを即座にアウトプットできるという点で非常に価値が高いと感じています。
最後に、どんな経営者へ伝えたいですか。
「アイデアはたくさんあるけれど、CTOやエンジニアがいない」「外注費が高い」といった理由で、なかなか先に踏み出せず二の足を踏んでいる経営者の方には、まさにうってつけのコミュニティだと思います。
経営者がClaudeを覚えたら、会社の価値は100倍になると言っても過言ではありません。ぜひこのクラブで、経営者自身がサービスを生み出すというところを、一緒にやっていきましょう。